さちとめぐみKファーム.について

さちとめぐみKファーム.は、静岡県湖西市白須賀を拠点とする家族経営の小さな農家で、年間を通して様々な野菜を育てています。

さちとめぐみKファームの歴史

農業をはじめたのは、150年以上昔の江戸時代までさかのぼり、当時は海岸沿いの低地で百姓を営んでいましたが、大きな津波によって、現在の坂上の土地へ移動しました。坂上の笠子大地と呼ばれる土地は、赤土で通気性や排水性が高く、リン酸分以外の肥料持ちもよい農業をするのにとても適した土壌でした。

時代によって土壌や作物の需要環境も変わりましたが、昭和に入ると、白須賀エリアは農業振興地域として、多くの農家が大根を栽培し、「大根の里」として名づけられ、漬物用大根をつくっていました。大根の収穫のシーズンになると、あたり一帯は、大根を干すための、大根やぐらで埋め尽くされていました。

白須賀は、開けた土地で風通しがよく、「遠州の風」と呼ばれる海からの強めの風が、漬物用大根を干すのに最適な環境でした。

代々女系家族

ただ代々女系の家系だったため、戦争中・戦後は、男手がなく、女だけで作ることができる作物で何とかやりすごし、40年前には、ビニールハウス栽培に切り替え、砂糖えんどうを作るようになりました。

そこからセロリ、ナイルメロン、アースメロンを作るようになり、高度成長期には、メロンが高値で取引されていたため、近隣農家の多くが、メロンを栽培するようになりました。

どこの農家でもメロンを作っていることから、近隣農家との差別化のために、ビニールハウスで冬瓜をつくりはじめ、「ありがとうがん」が誕生しました。

低無農薬の野菜

さちとめぐみKファーム.では、元々の赤土の土壌を利用しつつ、肥料に改良をくわえ、低農薬で野菜をつくっているため、小さなお子様がそのまま皮ごと食べても安心な野菜作りを心掛けています。「ありがとうがん」などの多くの野菜をビニールハウスで栽培しているため、傷がつきにくく、色や形がきれいな野菜たちを出荷しています。

野菜を使ったレシピ

代表加藤 幸伸
住所静岡県湖西市白須賀3935
電話番号090-1095-5087
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